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不安症の方に向いている仕事を調査!長く働くための対策や支援サービスは?

不安症の方に向いている仕事を調査!長く働くための対策や支援サービスは?

記事の目次

  1. 1不安症とは
  2. 1.1不安症の種類
  3. 1.2不安症の特性
  4. 2不安症が仕事に及ぼす影響
  5. 2.1対人恐怖症で仕事に集中できない
  6. 2.2緊張して人前で話せない
  7. 3不安症の方の仕事の選び方
  8. 3.1リモートワークができる仕事を選ぶ
  9. 3.2障害者雇用枠がある職場を選ぶ
  10. 4不安症の方におすすめの仕事
  11. 4.1ビルメンテナンス
  12. 4.2清掃員
  13. 4.3ITエンジニア
  14. 4.4動画編集
  15. 4.5Webデザイナー
  16. 4.6イラストレーター
  17. 4.7工場作業
  18. 4.8事務職
  19. 5不安症の方に向かない仕事
  20. 5.1販売員
  21. 5.2営業職
  22. 5.3コールセンター
  23. 6不安症の方におすすめの就労支援サービス
  24. 6.1障害者就業・生活支援センター
  25. 6.2地域障害者職業センター
  26. 6.3ハローワーク
  27. 6.4転職エージェント
  28. 6.5就労移行支援事業所
  29. 7不安症の方が長く仕事を続けるためのポイント
  30. 7.1通院して治療をしながら仕事をする
  31. 7.2生活習慣の改善に努める
  32. 7.3障害者雇用枠のある職場で働く
  33. 7.4リラクゼーション法を身に付ける
  34. 7.5就労支援機関のサポートを受ける
  35. 8不安症の方が仕事を続けるなら就労支援機関に相談しよう!

不安症の方は、さまざまな場面で不安を強く感じる傾向があります。

不安症の方の中には、「向いている仕事はあるのか?」「長く働くにはどうしたらいい?」と悩んでしまう方もいるのではないでしょうか。
仕事をする上では、しっかりと不安症の特性を理解しておくことが非常に大切です。

そこで今回は不安症の方に向いている仕事を紹介していきます。長く働くための対策や支援サービスについても解説していくので、ぜひ参考にしてみてください。

不安症とは

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不安症とは、これから起こる出来事・将来への不安が大きくなって、行動や日常生活に影響を与えてしまう疾患の総称です。
現実あるいは切迫した脅威に対する反応や、将来の脅威に対する予期をしてしまうことが仕事にも影響を及ぼし、「業務に集中できない」「接客が苦手である」と悩んでいる方もいるでしょう。

まずは不安症の種類・特性について、それぞれ見ていきます。

不安症の種類

不安症の中にもいくつか種類があります。

  • 社交不安障害
  • パニック障害
  • 全般性不安障害
  • 限局性恐怖症
  • 分離不安障害
  • 選択性緘黙(せんたくせいかんもく)
  • 広場恐怖症
  • 物質・医薬品誘発性不安障害
  • 強迫性障害

社交不安障害

人から注目されたり、人前で恥ずかしい思いをすることに必要以上に恐怖や不安を感じてしまう病気です。恐怖や不安に伴い、発汗や震えなどの症状が生じます。また、これらの症状が再度起きる不安から、人との関わりを避ける行動が見られるようになります。

また、社交不安障害が仕事に与える影響としては「対人恐怖症で仕事に集中できない」「緊張して人前で話せない」があります。
 

  • 緊張して人前で話せない
不安症の方は、緊張して人前で話せない傾向があります。
仕事では、ミーティングやプレゼンなど大人数の前で発表をしたり、営業で取引先とコミュニケーションをとったりします。
「上手く話せなかったらどうしよう」「頭が真っ白になるかもしれない」などの不安から緊張が強まり、話せなくなることもあるでしょう。
一度人前で話せない経験をすると、同じことが起きたらどうしようと不安になって、より緊張を高めてしまい悪循環になってしまう場合もあります。
 
  • 対人恐怖症で仕事に集中できない
不安症の一種である社会不安障害には、対人恐怖症という症状があります。
対人恐怖症の症状は「まわりの視線が気になる」「自分の行動を見られているようで落ち着かない」「他人からの評価に強い不安を感じる」「緊張で震えたりめまいを感じたりする」があります。

まわりが気になって仕事に集中できないため、影響が出やすくなってしまうでしょう。

パニック障害

急激な不安・動悸などのパニック発作が突然生じて繰り返してしまう病気です。

最初に発作が起きてから1週間以内に第2回目の発作が起きます。 以降は、人によって異なりますが週3回〜7回程度の発作が繰り返されます。

また発作が起きるのではないかという予期不安が原因で、行動が制限されてしまうため、生活に影響してしまいます。

全般性不安障害

日常生活におけるさまざまな場面で漠然とした不安を感じてしまう病気です。小さなことで不安になるだけでなく、疲れやすさや頭痛などの身体的症状が生じることもあります。

限局性恐怖症

ある特定のものごとに対して、必要以上に恐怖を感じてしまう病気です。高所や犬、エレベーターなど特定の恐怖の対象を避けるようになり、対象物によっては日常生活に支障をきたすことがあります。

分離不安障害

親やパートナーなど、愛着のある人から離れることに過剰な恐怖や不安を感じてしまう病気です。幼少期では自然ですが、成人後も年齢不相応に過剰な恐怖や不安を感じる症状が続くことがあります。

選択性緘黙(せんたくせいかんもく)

他の状況では会話ができるにも関わらず、ある特定の状況において話せなくなってしまう病気です。対人コミュニケーションに問題が生じるため、学校や仕事の成績において悪影響を与えてしまうことがあります。

広場恐怖症

人が多くいる場所や広い場所、あるいは囲まれた場所において、強い恐怖や不安を感じてしまう病気です。
自動車やバスなどの公共交通機関の利用時、駐車場などの広い場所にいる際、映画館や劇場などの密閉された空間にいる際などに、何か恐ろしいことが起きるのではないか、そしてそれを避けられないのではないかという恐怖や不安を感じてしまいます。
 

物質・医薬品誘発性不安障害

アルコールやカフェイン、医薬品などの物質によってパニックや不安が生じる病気です。主に特定の物質の過剰摂取や摂取後の中断、医薬品の使用によって症状が起こります。

強迫性障害

不安・こだわりが過剰になって日常生活に支障が出てしまう病気です。たとえば、戸締まりを何回確認しても安心できなかったり、特定の数字にこだわったりするなどの症状が出ます。
強迫性障害は「強迫症および関連症群別」という群に属している障害なため、不安症のカテゴリとは異なるのですが、領域的には不安症と近いためご紹介させていただきます。

不安症の特性

不安症にはいくつか種類がありますが、どれも「不安や恐怖に感じること」が共通しています。たとえば、不安や恐怖には「人前に出るのが怖い」「鍵を閉め忘れたかもしれない」などがあるでしょう。

回避すれば不安は一時的に下がりますが、時間が経過すつと不安が再発してしまう悪循環を起こすので、治療をしながら不安を下げていくことが大切です。

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不安症が仕事に及ぼす影響

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不安症の方が仕事に及ぼす影響は、主に2つあります。

  • 対人恐怖症で仕事に集中できない
  • 緊張して人前で話せない
不安になることを避けようとして、仕事に影響が出てしまうこともあるでしょう。
ここからは具体的な例をあげて見ていきます。

対人恐怖症で仕事に集中できない

不安症の一種である社会不安障害には、対人恐怖症という症状があります。対人恐怖症の症状は以下の通りです。

  • まわりの視線が気になる
  • 自分の行動を見られているようで落ち着かない
  • 他人からの評価に強い不安を感じる
緊張で震えたり、めまいを感じたりするケースもあります。

まわりが気になって仕事に集中できないため、影響が出やすくなってしまうでしょう。

緊張して人前で話せない

不安症の方は、緊張して人前で話せない傾向があります。

仕事では、ミーティングやプレゼンなど大人数の前で発表をしたり、営業で取引先とコミュニケーションをとったりします。「上手く話せなかったらどうしよう」「頭が真っ白になるかもしれない」などの不安から緊張が強まり、話せなくなることもあるでしょう。

一度人前で話せない経験をすると、同じことが起きたらどうしようと不安になって、より緊張を高めてしまい悪循環になってしまう場合もあります。

不安症の方の仕事の選び方

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不安症の方の仕事の選び方は2つあります。

  • リモートワークができる仕事を選ぶ
  • 障害者雇用枠がある職場を選ぶ
就職・転職するときの参考にしてみてください。
それぞれについて詳しく解説していきます。

リモートワークができる仕事を選ぶ

不安症の方はリモートワークができる仕事を選ぶことをおすすめします。

不安症の方は、様々な場面で不安や恐怖を感じる傾向にありますが、
ご自身の部屋の中が最も安心できる空間だという方も多いです。
そのため、在宅で働くことで、不安や緊張を減らすことに繋がります

また、コミュニケーションを取ることも減るので、対人接触が苦手な方にもおすすめです。

障害者雇用枠がある職場を選ぶ

不安症の方は、障害者雇用枠がある職場を検討してみるのもいいでしょう。

障害者雇用枠では、企業に対してあらかじめ自分の特性について開示するため、一般雇用と比較して周りの理解が得やすい特徴があります。実務に慣れるまで短時間勤務でスタートする相談をしてみるのも良いでしょう。

障害者雇用率制度では、企業の法定雇用率が定められており、不安症の方もその対象と定められています。

障害者雇用枠で働くには、障害者手帳が必要となります。不安症は精神障害者保健福祉手帳の対象になるので、利用を検討する方は主治医や自治体の障害福祉窓口に相談してみてください。

事業主の方へ|厚生労働省
事業主向けのページ

不安症の方におすすめの仕事

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不安症の方におすすめの仕事を8つ紹介します。

  • ビルメンテナンス
  • 清掃員
  • ITエンジニア
  • 動画編集
  • Webデザイナー
  • イラストレーター
  • 工場作業
  • 事務職
それぞれについて解説していきます。

ビルメンテナンス

ビルメンテナンスは清掃・衛生管理がおもな仕事内容です。エレベーターの故障を対応したり、電気や水道を点検したりします。

仕事内容が決まっているため、自分のペースで仕事ができるでしょう。また、人と接する機会も少ないので、緊張や不安を減らせます。

清掃員

清掃員は、掃除することがおもな仕事となります。マンション、病院など働く場が多いのも特徴です。

黙々と作業ができて、コミュニケーションを取る機会が少ない仕事です。掃除の手順が細かく決まっているため覚えるまでは大変ですが、慣れると流れ作業でできるようになるでしょう。

ITエンジニア

ITエンジニアは、システムエンジニア、ネットワークエンジニアなど職種が幅広いです。

職種によって仕事内容は異なりますが、在宅でもできて集中しやすい環境で働けます。
目の前のタスクにじっくり取り組む必要がありますが、それが向いている方にとっては不安を感じずに働くことができます。

動画編集

動画編集は、顧客から動画制作の案件を預かり、映像の素材をつなげたり音楽や効果音を入れたりして動画を作る仕事です。

パソコンさえあれば在宅でも働けるケースが多いので、納期などはあるものの比較的自分のペースで作業できます
場合によっては顧客との打ち合わせもありますが、オンラインで完結させることができれば、対面で打ち合わせをする必要のある職種よりはストレスなく働くことができるでしょう。

Webデザイナー

Webデザイナーの仕事は、クライアントから依頼されたWebサイトのデザインを制作することです。

在宅で勤務できるので、不安や緊張は起こりにくいでしょう。クライアントと打ち合わせをする機会もありますが、デザインを制作するのが好きな方にはおすすめの仕事です。

イラストレーター

イラストレーターは、クライアントの趣旨に合うイラストを納品する仕事です。

パソコンやイラスト作成できるツールがあれば、在宅でも仕事ができます。人目を気にせず作業できるので、じっくり自分のアイデアを形にして仕事したい方におすすめです。

工場作業

工場作業の仕事は作業内容が決まっていて、一人で黙々と作業できるのが特徴です。

たとえばライン作業では、ベルトコンベアに流れてくる部品や食材などを決められた工程に従って、加工したり組み立てたりします。ピッキングではマニュアルをもとに、工場での業務遂行に必要な部品・製品を決まった場所に運び出します。
これらの仕事はコミュニケーションの機会が少ないという点で、不安症の方に向いている仕事と言えます。

事務職

事務職は、他の社員をサポートすることがおもな仕事となります。突然のトラブルが少なく、ルーティンの仕事も決まっているため、焦らず仕事ができるでしょう。

一般事務、営業事務、経理事務など幅広い職種があるので、自分に向いてそうな仕事を選んでみてください。

不安症の方に向かない仕事

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不安症の方に向かない仕事を3つ紹介します。

  • 販売員
  • 営業職
  • コールセンター
基本的に人と接する機会が多い仕事は、不安症の方には苦手な傾向があります。
ただ、職場環境や仕事内容によっては不安症の方に向いている可能性もありますので、参考程度に留めておいてください。

それぞれの仕事について詳しく見ていきましょう。

販売員

販売員は商品を売るだけでなく、接客をしなければなりません。お客様それぞれに合った商品を提案する必要があります。

そのため、人と接するのが苦手な傾向にある不安症の方には、向かない仕事である可能性があります。
もし接客にチャレンジしてみたい方は、比較的人の出入りが少ないお店を選ぶことをおすすめします。

営業職

営業職の仕事は、顧客との契約をして会社に利益をもたらすことです。
そのためには必然と顧客とのコミュニケーションや営業活動が必要になります。

それだけでなく、トラブルが起きたときも対応する必要があります
突発的な出来事に対応できるか不安な方は、営業職は向かない可能性があります。

コールセンター

コールセンターでは、顧客からの電話に対して柔軟に対応する必要があります。
対人コミュニケーションが中心となり、顧客の幅広い要望や悩みに応えなければなりません。

また、コールセンターではクレーマーの対応も必要となるため、それがパニックを引き起こしてしまう可能性があるので、不安症の方には向かない傾向にあります。

不安症の方におすすめの就労支援サービス

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不安症の方におすすめしたい就労支援サービスは、以下の5つです。

  • 障害者就業・生活支援センター
  • 地域障害者職業センター
  • ハローワーク
  • 転職エージェント
  • 就労移行支援事業所
不安症の方は、自分が就労できるのか心配かもしれませんが、上記の就労支援サービスを積極的に利用して自分に合った仕事を見つけましょう。

障害者就業・生活支援センター

障害者就業・生活支援センターとは、全国に設置された障害のある方に向けた仕事・生活を相談や支援をする公的機関です。不安症以外にも、様々な障害のある方の支援をおこなっています。

仕事面では職業スキルの確認・面接対策、生活面では健康管理・障害福祉サービスの手続きなどの相談に乗ってくれます。

仕事や私生活の両面に不安を抱えている方向けのサービスといえます。

障害者就業・生活支援センターについて|厚生労働省
障害者就業・生活支援センターは「障害者の職業生活における自立を図るため、雇用、保健、福祉、教育等の関係機関との連携の下、障害者の身近な地域において就業面及び生活面における一体的な支援を行い、障害者の雇用の促進及び安定を図る」ことを目的として全国に設置されています。

地域障害者職業センター

地域障害者職業センターとは、障害のある方に対して専門的な職業リハビリテーションサービスをおこなう施設です。

利用者に対しては就職準備の援助をしたり、就職した後も職場に適応できるようジョブコーチを派遣してくれます。事業主や地域の関係機関に対しては、雇用管理についての相談・援助を実施しています。

全国47都道府県にあり、ハローワークと密接に連携をとる専門性の高い支援が特徴です。

地域障害者職業センター|独立行政法人 高齢・障害・求職者雇用支援機構
高齢・障害・求職者雇用支援機構(JEED)は、高齢者の雇用の確保、障害者の職業的自立の推進、求職者その他労働者の職業能力の開発及び向上のために、高齢者、障害者、求職者、事業主等の方々に対して総合的な支援を行っています。

ハローワーク

ハローワークでは、障害のある方に向けた就職・転職に関する相談ができます

すぐに就職・転職をしたい方は、求人検索を行ったり就職活動に関する助言を受けることができます。
自分のペースで就職・転職準備をしていきたい方は、担当者と相談を通じて、不安症の方のペースに合わせた就労支援を行います。

転職エージェント

転職エージェントとは、転職を希望する方へアドバイザーがそれぞれに合う求人を紹介したり、相談に乗ってくれたりします

履歴書の添削や面接練習などのサポート、企業との面接の日程調整、転職後のフォローアップなどさまざまなサービスが提供されています。

中には障がいのある方に向けたサービスを実施しているエージェントもあるので、不安症の症状・特性を理解した上で、適切な求人を紹介してくれます。アドバイザーと一緒に、転職の準備を進めていけるでしょう。

就労移行支援事業所

就労移行支援事業所とは、学校のように通いながら自分に合った企業への就職に向けて支援してくれる場所です。

利用するには、一般企業での就職を希望していること、精神疾患などの診断を受けたことなどの条件が必要になり、サポート内容は職業訓練、応募書類の作成、面接対策などです。

就職後も相談に乗ってくれたり、企業側に仕事環境の調整を依頼できたりするので、安定して働き続けられるでしょう。

不安症の方が長く仕事を続けるためのポイント

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不安症の方が長く仕事を続けるためには以下のポイントを意識することが大切です。

  • 通院して治療をしながら仕事をする
  • 生活習慣の改善に努める
  • 障害者雇用枠のある職場で働く
  • リラクセーション法を身に付ける
  • 就労支援機関のサポートを受ける
それぞれについて見ていきましょう。

通院して治療をしながら仕事をする

不安症は自分だけでどうにかしようとせず、病院で治療を受けるのが良いでしょう。

はじめ主治医の先生に対して仕事の相談はしづらいとは思いますが、どんな環境で働いているか、どんな仕事内容なのかを相談すれば、有益なアドバイスをしてくれるかもしれません。

また、親身に話を聞いてもらえば不安も落ち着いてくるので、一度治療を受けてみることを検討してみてください。

生活習慣の改善に努める

生活習慣が不規則な方は、生活習慣の改善に努めてみてください。

具体的には以下の通りです。

  • 睡眠時間を確保する
  • バランスの良い食事をとる
  • 適度に運動する
生活習慣を改善することで不安や緊張が下がることもあるため、少しずつでいいので生活習慣を整えていきましょう。

障害者雇用枠のある職場で働く

不安症の方は、障害者雇用枠のある職場への就職・転職も検討するといいでしょう。

上記でも解説した通り障害について理解をしている職場が多いので、何か困ったときにも相談しやすく、働きやすい職場環境が整っています。

障害者雇用枠のある職場で働くには障害者手帳が必要なので、検討している方は準備をしておくことをおすすめします。

リラクゼーション法を身に付ける

不安や恐怖が強くなってしまったときのために、リラクゼーション法を身に付けておきましょう。

リラクゼーション法は心身を落ち着かせる働きがあるので、不安や恐怖が生じた後に行っても役立ちます。
具体的なリラクゼーションには、以下のものがあります。

  • 腹式呼吸をする
  • ストレッチをする
  • 気持ちを紙に書き出す
  • 好きな香りを嗅ぐ
  • 音楽を聴く
職場でも簡単に実践しやすい方法なので、ぜひ試してみてください。

就労支援機関のサポートを受ける

不安症の方は「おすすめ就労支援サービス」で紹介したような機関の支援を受けるのもおすすめです。

機関によっては、不安症の方の就職を支援した実績を持つところがあり、あなたの悩みや特性を理解して親身に相談に乗ってくれ適切なアドバイスをしてくれるでしょう。

無料で相談にのってくれる機関もあるので、気になった方は是非利用してみてください。

不安症の方が仕事を続けるなら就労支援機関に相談しよう!

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今回は不安症の方に向いている仕事、長く働くための対策や支援サービスについて解説してきました。

不安症の方に向いている仕事として、ビルメンテナンスやITエンジニアなど様々な仕事を紹介してきましたが、あくまで一例に過ぎないので、自分の特性をしっかりと理解した上で適切な仕事を選んでいくことが非常に大切です。

また、仕事を続けるためには通院して治療を続けたり、就労支援機関のサポートを受けたりすることも大切です。

この記事が不安症の方の助けになれば幸いです。

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よしさか
ライター

よしさか

大学では心理学を専攻し、臨床心理学や発達心理学など幅広く学びました。現在は心理学の知識を活かして、精神疾患・発達障害に関する記事を執筆するライターとして活動しています。就労支援について、分かりやすく伝えられるように執筆していきます。

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