就労移行支援は2回目の利用は可能?条件や期間・就職事例まで徹底調査!
記事の目次
- 1就労移行支援とは
- 1.1就労移行支援を利用するには?
- 1.2就労移行支援は2回目も利用できる?
- 2就労移行支援の2回目の利用をする際の条件
- 2.1標準利用期間が切れてしまった場合
- 2.2退職後に再就職を希望する場合
- 3就労移行支援の2回目の利用をする際の期間
- 3.1利用期間は原則2年間
- 3.22年以上の利用も可能なケース
- 4おすすめの就労移行支援サービス
- 4.1①LITALICOワークス
- 4.2②ココルポート
- 4.3③ミラトレ
- 4.4④Welbe
- 4.5⑤Kaien
- 4.6⑥atGPジョブトレ
- 4.7⑦Neuro Dive
- 4.8⑧日本就労移行支援センター
- 5就労移行支援を2回目に利用する場合の注意点
- 5.1スタッフとよく相談して仕事を紹介してもらう
- 5.2過去の退職理由を分析する
- 5.3相性が悪い場合は就労移行支援を変更する
- 5.4就労継続支援の利用も検討する
- 5.5しっかりと計画を立てる
- 6就労移行支援の2回目の利用で就職を成功させよう!
就労移行支援とは
就労移行支援とは、障害のある方々が一般企業での就職を目指し、必要なスキルや知識を身につけるためのサービスです。
就労移行支援では、障害者総合支援法に基づいて運営されており、主に職業訓練や就職活動の支援・相談・紹介などのサービスを提供しています。
利用者は、職業スキルの習得や健康管理、コミュニケーション能力の向上など、長期間に仕事を続けるためのサポートを受けることができます。
そこでこの記事では、就労移行支援の2回目の利用における条件や注意点などについてご紹介します。
就労移行支援を利用するには?
就労移行支援の利用は、障害があると診断された18歳以上65歳未満の方が対象です。
就労移行支援の利用を希望する場合は、利用したい就労移行支援事業所に申し込み、自治体の障害福祉窓口で受給者証の申請を行います。
審査を通過し、受給者証が発行されれば、正式にサービスを利用することができます。
就労移行支援は2回目も利用できる?
就労移行支援は、条件によっては2回目の利用も可能です。
標準利用期間は2年間ですが、特に複数回の利用を禁止する規定はありません。2回目の利用を希望する場合、初回の利用時と同様の手続きを行います。
ただし、利用期間は通算されるため、初回の利用期間に応じて2回目の利用期間が決まります。例えば、初回に8ヶ月の期間を利用した場合、2回目は16ヶ月間の期間の利用が可能です。
再利用を考える際は、自治体の障害福祉窓口で具体的な条件や期間を確認・相談してみましょう。
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就労移行支援の2回目の利用をする際の条件
就労移行支援は、障害のある方が一般企業での就職を目指すため、職業訓練や就職活動の支援・相談・紹介などのサービスを提供しています。
このサービスは、一度利用を終了しても、条件に応じて2回目の利用が可能です。
2回目の利用をする際の条件について、以下で詳しくご紹介します。
標準利用期間が切れてしまった場合
就労移行支援の標準利用期間は原則2年間です。しかし、この期間内に就職が決まらなかった場合や、特定の理由でサービスを中断した場合には、期間の延長やリセットが可能なケースがあります。
期間の延長やリセットは、各市区町村に相談の上、それぞれの判断に基づきますが、一般的には就職に向けた具体的な見通しがある場合に認められることが多いです。例えば、就職活動が進行中であるが、まだ内定に至っていない場合や、健康上の理由で一時的にサービスを中断した場合などが条件として考えられます。
これらの状況では、個々の事情を考慮して、サービスの再利用や期間延長が認められる可能性があります。
退職後に再就職を希望する場合
就労移行支援を利用して就職したものの、退職してしまった場合も、再度の利用が可能です。この場合、退職の原因や経緯を踏まえた上で、再度のサポートを受けることができます。
2回目の利用では、前回の経験を活かし、より適切な仕事先を見つけるためのサポートを受けることが重要です。例えば、前回の就職が職場環境や仕事内容の不一致によるものであれば、次回の就職活動ではこれらの点をより詳細に検討し、適切な仕事を見つけるための支援を受けることができます。
また、退職の原因が健康上の問題であった場合、次回の仕事先選びでは、健康状態を考慮した職場環境の選定が重要になります。
就労移行支援の2回目の利用をする際の期間
就労移行支援は、障害のある方が一般企業での就職を目指すためのサポートを受けるサービスです。このサービスは、一度利用を終了しても、条件や期間に応じて2回目の利用が可能です。ここでは、2回目の利用をする際の期間についてご紹介します。
利用期間は原則2年間
就労移行支援の標準利用期間は原則として2年間です。この期間内であれば、サービスの中断や再開を繰り返すことが可能です。
ただし、2回目の利用では、1回目の利用期間を差し引いた残りの期間が利用可能となります。例えば、1回目に1年間利用していた場合、2回目は残りの1年間を利用できます。
この制度は、利用者が必要なサポートを適切な期間内で受けられるように設計されています。
2年以上の利用も可能なケース
特殊な事情がある場合や、就職に向けた具体的な見通しがある場合には、最大1年間の期間延長が認められることがあります。
この延長は、市区町村の審査を経て認められることが多く、個々の状況や条件に応じた柔軟な対応が可能です。
例えば、就職活動中に新型コロナウイルスの影響で面接機会が減少した場合や、健康上の理由で就職活動が遅れた場合など、特別な事情により期間延長が認められる可能性があります。
おすすめの就労移行支援サービス
就労移行支援は、障害のある方々が一般企業での就職や再就職を目指す際に利用できるサービスです。多様な事業所が存在し、それぞれに特色があります。
以下では特におすすめの就労移行支援サービスをご紹介します。
①LITALICOワークス
サービスの特徴
- 全国約100ヶ所の事業所展開、累計就職者数13,000人以上、定着率91.3%を誇る高い就職実績。
- 利用者の状況やスキルに合わせた個別プログラムを提供し、個々のニーズに応じた相談やサポートを実施。
- 履歴書添削、企業分析、模擬面接など実践的な就職活動サポートと企業でのインターンシップ紹介を通じた職場体験提供。
②ココルポート
サービスの特徴
- 全国に72の事業所を展開し、2023年12月時点での就職者数は3,646名、高い移行率・定着率を持つ。
- 利用者一人ひとりの状況やニーズに合わせたサポートと70種類以上の多様なプログラム提供。
- 自己分析、企業研究、応募書類の添削、模擬面接などの就職活動サポートと経済的負担軽減のための制度実施。
③ミラトレ
サービスの特徴
- 大手人材パーソルグループ運営、就職率85%、定着率90%という圧倒的な就職実績。
- 利用者の悩みや困りごとをヒアリング・相談し、状況やペースに合わせた個別支援計画を作成。
- コミュニケーションスキル重視のプログラム提供と疑似就労環境での実践力強化、就職後の長期サポートも実施。
④Welbe
サービスの特徴
- 全国に101ヶ所の事業所を持ち、就職後の定着率は89.3%と高い実績。
- 障害を「生かす」就職支援サービスを提供し、利用者のペースや個性に合わせた多様なサポートを実施。
- Officeシミュレーションなどの実践的トレーニングと充実した就職活動サポート、就職後のサポートも提供。
⑤Kaien
サービスの特徴
- 発達障害に特化したサポートを提供し、ASD、ADHD、SLDなどの発達障害のある方々への就職支援に力を入れている。
- ユーモアある授業で学習を楽しく進め、就職者数累計1,400名以上、定着率94.9%の高い実績。
- 利用者の個性や特性を理解したサポートを提供し、就職活動だけでなく職場での仕事定着にも貢献。
⑥atGPジョブトレ
サービスの特徴
- 発達障害やうつ病を専門とするサービスで、1事業所当たり平均就職人数24名、定着率91.4%の高い就職実績。
- 「うつ症状」「発達障害」などのコースで対処スキルやビジネススキル習得をサポート。
- 求人紹介、書類作成、面接などの就職活動トータルサポートと就職後の最大3年半の長期フォローを実施。
⑦Neuro Dive
サービスの特徴
- AIや機械学習、データサイエンスなど先端IT分野での高度な専門スキル習得を目指す。
- 個別に合わせた独自プログラムを提供し、利用者が自分の特性に合ったキャリアを築くことをサポート。
- コミュニケーションに苦手意識がある方への相談やサポートも充実し、先端IT分野での活躍を目指す。
⑧日本就労移行支援センター
サービスの特徴
- 横浜・川崎エリアを中心に首都圏で事業展開し、主要駅近くで通いやすい環境を提供。
- 精神障害や発達障害のある方々への相談・個別対応サポートを実施し、効果的な就職活動をサポート。
- 在宅・リモートワーク、ITスキルアップ、再就職プログラムなど多様なプログラムと生活サポートを提供。
これらの事業所は、それぞれに特色があり、利用者のニーズに合わせたサポートを提供しています。自分に合った事業所を選ぶことが、就職成功の鍵となります。
就労移行支援を2回目に利用する場合の注意点
就労移行支援は、障害のある方々が一般企業での就職を目指す際に利用できるサービスです。2回目の利用も可能ですが、その際の注意点についてご紹介します。
スタッフとよく相談して仕事を紹介してもらう
2回目の利用では、前回の経験を活かし、スタッフと密に相談しながら、自分に合った仕事を見つけることが大切です。
スタッフは利用者の相談内容・状況・ニーズを理解し、適切な職場を紹介する役割を担います。
また、利用者のスキルや興味、労働条件に合わせた職種の提案や、職場環境の選定を行うことが重要です。
過去の退職理由を分析する
前回の仕事での退職理由を振り返り、同じ失敗を繰り返さないための対策を立てることが重要です。
退職の原因を明確にし、それを踏まえた上で次の就職活動に臨みましょう。
例えば、職場の労働条件や業務内容が原因であれば、次回の就職先選びでこれらの点を重視した仕事探しが求められます。
相性が悪い場合は就労移行支援を変更する
1回目の利用で事業所が合わなかった場合は、2回目の利用では別の事業所を選ぶことも検討しましょう。
事業所選びは就職成功の鍵を握るため、自分に合ったサポートや相談への対応をしてくれる事業所を選ぶことが重要です。
事業所のサポート内容やスタッフの対応、利用者の声などを参考に選定するのがよいでしょう。
就労継続支援の利用も検討する
就労移行支援だけでなく、就労継続支援の利用も検討することが有効です。
就労継続支援は、障害のある方が仕事を続けるためのサポートを提供し、安定した職場環境を提供します。
特に、障害の程度や就労に関するニーズに応じて、A型やB型などの選択肢があります。
しっかりと計画を立てる
2回目の利用では、具体的な目標設定と計画立案が重要です。
自分の強みや弱みを理解し、それに基づいたキャリアプランを立てることで、就職活動を効果的に進めることができます。
また、就職後のキャリアパスや長期的な目標についても考慮することが望ましいです。
就労移行支援の2回目の利用で就職を成功させよう!
就労移行支援の2回目の利用は、適切な準備と理解があれば、再就職への大きな一歩となります。自分自身の状況を正確に把握し、過去の経験から学び、事業所のスタッフと相談しながら、自分に合った仕事や職場を見つけることが重要です。
また、自分の障害や特性を理解し、それに合った職場環境を選ぶことも、長期的な職場定着には不可欠です。
2回目の利用では、前回の経験を活かしたより具体的なキャリアプランを立てることができます。就労移行支援事業所を利用する場合はスタッフとの連携を深め、自分に合った仕事探しを行いましょう。
就労移行支援の2回目の利用は、新たなチャレンジです。前向きな姿勢で取り組むことで、希望に満ちた仕事生活を送ることができるよう、この機会を最大限に活用しましょう。
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事業所一覧
- 川崎駅前校
- 横浜西口校
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また、就労移行について初めての方や、現時点で障害者手帳を持っていない方でも、スタッフが丁寧にサポートさせていただきます。
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