大人のASD(自閉スペクトラム症)とは?特性から支援サービスまで徹底調査!
記事の目次
- 1大人のASD(自閉スペクトラム症)とは?
- 1.1ASD(自閉スペクトラム症)とは?
- 1.2ASD(自閉スペクトラム症)の主な原因
- 2大人のASD(自閉スペクトラム症)の主な特性
- 2.1相手の気持ちを察するのが難しい
- 2.2言葉を文字通り受け取る
- 2.3あいまいな表現を理解するのが難しい
- 2.4人と目を合わせられない
- 2.5こだわりの強さ
- 3大人のASD(自閉スペクトラム症)とADHD(注意欠如・多動症)の違い
- 3.1ADHD(注意欠如・多動症)の特性
- 3.2ASDとADHDの違い
- 4大人のASD(自閉スペクトラム症)のセルフチェック
- 4.1① 会話の内容から相手の気持ちを理解するのが難しい
- 4.2② 集団での活動(行動)が難しい
- 4.3③ 他の人は気にならない肌触りを不快と感じることがある
- 4.4④ 他の人が自分に何を期待しているのかわからない
- 4.5⑤ 雑談やおしゃべりをすることが苦手
- 4.6⑥ 大勢の会話に入るのが難しい
- 4.7⑦ 自分の感覚に圧倒されてしまうとき、一人になって落ち着く必要性を感じる
- 4.8⑧ 友人の作り方、社交場でのふるまい方がわからない
- 4.9⑨ 誰かと話しているときに自分が話すタイミング、聞くタイミングがいつかわからない
- 4.10⑩ わずらわしい音がしたときに両手で耳をふさぐ必要を感じる
- 4.11⑪ 会話中相手のしぐさや表情の意味を読み取ることが難しい
- 4.12⑫ 全体像ではなく細部に注目する
- 4.13⑬ 言葉通りに受け取り、相手の言いたいことをくみ取るのが苦手
- 4.14⑭ 自分の思い通りに物事がすすめられなくなると動揺してしまう
- 5大人のASD(自閉スペクトラム症)があると感じた場合
- 5.1医療機関を受診し医師に相談する
- 5.2自身の特性を理解しどんな環境が合うか考える
- 5.3特性を活かした仕事を選ぶ
- 5.4障害を開示して働くかどうか考え抜く
- 6大人のASD(自閉スペクトラム症)におすすめな就労移行支援サービス
- 6.1ハローワーク
- 6.2転職エージェント
- 6.3就労移行支援事業所
- 7大人のASD(自閉スペクトラム症)の気持ちに寄り添う相談窓口
- 7.1精神科・心療内科
- 7.2発達障害ナビポータル
- 7.3障害者就業・生活支援センター
- 8大人のASD(自閉スペクトラム症)の特性を活かせるやりがいのある仕事を見つけよう!
大人のASD(自閉スペクトラム症)とは?
ASD(自閉スペクトラム症)は、言葉や視線、表情などを通じたコミュニケーションの難しさ、相手の気持ちを理解することの困難さ、特定のことへの強いこだわりや感覚の過敏さを特徴とする発達障害です。
ASDは、「ASDがある」「ASDがない」の二極で判断される障害ではなく、症状を強弱・濃淡のような形で表現されるような概念に基づくものです。
世間一般で健常者とされている人も含め、全ての人間がASDの傾向を多少なりとも持っている、という考え方をしています。
自閉症・高機能自閉症・アスペルガー症候群を統合して、ASD(自閉スペクトラム症)と呼称されており、子どもの頃から症状が現れている場合や、社会人になってからの困難を通じてASDであると診断される場合も多いです。
しかし、適切な理解とサポートがあれば、充実した社会生活を送ることは可能です。そこでこの記事では大人のASDについて、その特性から対処法、適切なサポートを受けるための支援サービスを解説します。
ASD(自閉スペクトラム症)とは?
ASD(自閉スペクトラム症)は、言葉や視線、表情などを通じたコミュニケーションの難しさ、相手の気持ちを理解することの困難さ、特定のことへの強いこだわりや感覚の過敏さを特徴とする発達障害です。
これらの特性は個人によって異なり、一人ひとりが異なる症状や程度を示します。ASDの特性は、社会生活や職場での対人関係に影響を与えることがあります。
ASDは、以前は自閉症、広汎性発達障害、アスペルガー症候群などと呼ばれていましたが、2013年のアメリカ精神医学会の診断基準DSM-5の発表以降、これらをまとめてASDと表現するようになりました。
ASDは多くの遺伝的な要因が複雑に関与して起こる生まれつきの脳機能障害で、人口の約1%に及ぶと言われています。
ASDの症状は多様で、言語やコミュニケーションの障害、社会性の低下、一つの興味・事柄に関心が限定されること、感覚過敏あるいは鈍麻などが特徴的です。
感覚過敏とは、刺激に対して過度に敏感なこと、感覚鈍麻とは、感覚に著しい鈍さがあることを示しており、周囲の人と同じ感覚情報でも脳が異なる認識をすることを指しています。
大人になってから気づく場合が多い
ASDの症状は子どもの頃から存在することが多いですが、知的能力が平均以上である場合や、症状が大きな不適応を引き起こさない場合、大人になってからの社会生活や人間関係の困難を通じて初めて気づかれることがあります。
特に、職場でのコミュニケーションの困難さや、周囲との異なる言動が目立ち始めると、ASDの可能性も考えられます。
ASD(自閉スペクトラム症)の主な原因
ASDの原因は完全には解明されていませんが、遺伝的要因や脳の発達に関わる要因が影響していると考えられています。また、レット症候群や脆弱X症候群、ダウン症候群などの遺伝学的疾患と関連があることも指摘されています。
ASDは、個々の特性や症状の範囲が広いため、その原因や発症メカニズムは多様で複雑です。
現代の医学では自閉スペクトラム症の独特さに対して100%の変容を求めることは難易度が高いですが、成長とともに過去の経験などからその場に相応しい言動を選択できるようになることもあり、
個々の特性に沿った対応の必要性が高いと言えます。
また、感覚の過敏さやかんしゃく・こだわりなどの個別の症状は服薬や後天的なトレーニングによって軽減する場合があります。
信頼できる専門家のアドバイスをもとに状態を正しく理解し、個々のニーズに合った適切な支援につなげていくことが重要です。
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大人のASD(自閉スペクトラム症)の主な特性
大人のASD(自閉スペクトラム症)は、その独特な特性を持つことにより、日常生活や職場での対人関係に特有の影響を与えます。ここでは、ASDの主な特性を詳しく掘り下げ、それらがどのように日常生活に影響を及ぼすかを解説します。
相手の気持ちを察するのが難しい
ASDの方は、他人の感情や意図を読み取るのが難しいことがあります。これは、非言語的な手がかり(例えば、表情や身振り)を解釈するのが難しいという点が影響しています。
結果として、コミュニケーションの中で誤解や齟齬を招くことがあり、対人関係において誤解や不都合が生じることがあります。
言葉を文字通り受け取る
ASDの特性を持つ人は、比喩的表現や隠喩を理解するのが難しいことがあります。言葉を文字通りに受け取る傾向があり、これがコミュニケーションの誤解を招く原因となることがあります。
あいまいな表現を理解するのが難しい
ASDの大人は、あいまいな指示や表現を理解するのが難しいことがあります。具体的で明確な指示を好み、曖昧な表現に対応するのが苦手です。これは、職場や日常生活での指示や要求に対する理解に影響を与える可能性があります。
人と目を合わせられない
ASDの大人の多くは、他人と目を合わせることが苦手と言われています。これは、視線を交わすことが不快であったり、圧倒されるように感じるためです。この特性は、他人とのコミュニケーションに影響を及ぼし、誤解を招くことがあります。
こだわりの強さ
ASDの人々は、特定の興味や活動に対して強いこだわりを示すことがあります。このこだわりは、特定の分野において高い専門性や集中力を発揮することを可能にします。一方で、変化や新しい状況への適応が難しいこともあります。
ASDの方に向いている仕事については、下の記事で詳しく解説していますので、興味がある方は読んでみてください。
大人のASD(自閉スペクトラム症)とADHD(注意欠如・多動症)の違い
大人のASD(自閉スペクトラム症)とADHD(注意欠如・多動症)は、発達障害の中でも代表的な症状です。これらは異なる特性を持ちながら、一部の特徴が重なることもあり、診断が複雑になることがあります。
ADHD(注意欠如・多動症)の特性
ADHDは、「不注意」「多動傾向」が主な特性となります。不注意による集中力の欠如、ケアレスミスが多いこと、物をなくすことが多いこと、スケジュール管理の苦手さ、約束を忘れることなどが挙げられます。
多動性や衝動性に関しては、落ち着きがない、一方的なおしゃべり、感情が高ぶりやすい、金銭管理の苦手さ、自分の順番を待つのが苦手などの特徴があります。
ASDとADHDの違い
ASDの基本的な特性は、対人関係における対人的相互反応の困難さ(例:相手の心情を表情や言葉のニュアンスから察することが苦手)と同一性へのこだわり(例:特定の対象に対して強い興味を示す、反復的で機械的な動作が見られる)です。
ASDは対人関係やその場の状況に応じて対応が必要とされる状況が苦手ですが、一定のルールのある作業は得意とすることが多いです。
一方、ADHDは不注意・多動性、衝動性を主な特性とします。具体的には、話に集中できない状況において、ADHDの場合は集中ができない不注意によるものであるのに対し、ASDの場合は興味が持てないために来ています。
そのため、ADHDとASDの区別がつきにくい場合が多く、最初はADHDと診断されていたが、後にASDと診断し直されることもあれば、その逆のパターンもあります。また、ADHDとASDが併存することもあります。
大人のASD(自閉スペクトラム症)のセルフチェック
大人のASD(自閉スペクトラム症)を理解するための重要なステップの一つが、自己評価やセルフチェックです。ここでは、RAADS-14という英語の規定の成人期ASDチェックリストの日本語版を用いたセルフチェックについて解説します。
このチェックリストは、ASDの特性を確かめるためのものであり、診断結果を表すものではありません。また、このセルフチェックはあくまで目安であり、専門医の診断が必要です。
- ①会話の内容から相手の気持ちを理解するのが難しい
- ②集団での活動(行動)が難しい
- ③他の人は気にならない肌触りを不快と感じることがある
- ④他の人が自分に何を期待しているのかわからない
- ⑤雑談やおしゃべりをすることが苦手
- ⑥大勢の会話に入るのが難しい
- ⑦自分の感覚に圧倒されてしまうとき、一人になって落ち着く必要性を感じる
- ⑧友人の作り方、社交場でのふるまい方がわからない
- ⑨誰かと話しているときに自分が話すタイミング、聞くタイミングがいつかわからない
- ⑩わずらわしい音がしたときに両手で耳をふさぐ必要を感じる
- ⑪会話中相手のしぐさや表情の意味を読み取ることが難しい
- ⑫全体像ではなく細部に注目する
- ⑬言葉通りに受け取り、相手の言いたいことをくみ取るのが苦手
- ⑭自分の思い通りに物事がすすめられなくなると動揺してしまう
① 会話の内容から相手の気持ちを理解するのが難しい
他人の感情や意図を理解することは、ASDの人にとって一般的に難しいことです。この質問は、他人の言葉や表情から感情を読み取る能力に関するものです。
② 集団での活動(行動)が難しい
ASDの人はしばしば、集団での活動や社交的な状況において不快感や困難を感じることがあります。この質問は、集団内での対人関係の構築や維持に関連しています。
③ 他の人は気にならない肌触りを不快と感じることがある
ASDの人は、感覚過敏を経験することがよくあります。この質問は、特定の触感に対する反応を探るものです。
④ 他の人が自分に何を期待しているのかわからない
ASDの人は、他人の期待や要求を理解するのが難しいことがあります。この質問は、他人の意図や期待を読み取る能力に焦点を当てています。
⑤ 雑談やおしゃべりをすることが苦手
この質問は、日常的な対話や社交的なやり取りにおける困難さを探るものです。ASDの人は、カジュアルな会話や雑談をすることに苦労することがあります。
⑥ 大勢の会話に入るのが難しい
多くの人が関与する会話や社交的な状況は、ASDの人にとって特に挑戦的です。この質問は、そうした状況でのコミュニケーションの困難さを評価します。
⑦ 自分の感覚に圧倒されてしまうとき、一人になって落ち着く必要性を感じる
感覚過敏や感覚鈍麻などの感覚特性はASDの一般的な特徴であり、この質問は、感覚的な刺激に対する反応を探ります。
⑧ 友人の作り方、社交場でのふるまい方がわからない
ASDの人は、友情を築く方法や社交的な場面での適切な振る舞いを理解するのが難しいことがあります。この質問は、そうした社交的なスキルに関するものです。
⑨ 誰かと話しているときに自分が話すタイミング、聞くタイミングがいつかわからない
会話の流れを読むことや、適切なタイミングで話すことは、ASDの人にとって難しいことがあります。この質問は、会話中のタイミングの取り方に関するものです。
⑩ わずらわしい音がしたときに両手で耳をふさぐ必要を感じる
感覚過敏の一環として、特定の音に対する過敏な反応を示すことがあります。この質問は、音に対する反応を評価します。
⑪ 会話中相手のしぐさや表情の意味を読み取ることが難しい
非言語的コミュニケーション、特に他人の身振りや表情から意味を読み取ることは、ASDの人にとって難しいことがあります。
⑫ 全体像ではなく細部に注目する
ASDの人はしばしば、細部に焦点を当てる傾向があります。この質問は、そのような注意の特徴を探ります。
⑬ 言葉通りに受け取り、相手の言いたいことをくみ取るのが苦手
比喩的な言葉や隠喩を理解するのが難しいことが、ASDの特徴です。この質問は、言葉の文字通りの理解に関連しています。
⑭ 自分の思い通りに物事がすすめられなくなると動揺してしまう
ASDの人は、予期せぬ変化や計画の変更に対して、動揺しやすいことがあります。この質問は、変化に対する反応を評価します。
大人のASD(自閉スペクトラム症)があると感じた場合
大人のASD(自閉スペクトラム症)を自覚した場合、適切な対応を取ることが重要です。ここでは、ASDの症状があると感じた大人が取るべきステップについて解説します。
医療機関を受診し医師に相談する
ASDの疑いがある場合、まずは医療機関を受診し、専門医に相談することが重要です。正確な診断を受けることで、自分の状態を理解し、適切なサポートを受けることが可能になります。
自身の特性を理解しどんな環境が合うか考える
ASDの特性を理解することは、自身を受け入れることににつながります。また、自分に合った環境や仕事を見つけるためにも、自身の特性を知ることが重要です。
特性を活かした仕事を選ぶ
ASDの特性を理解した上で、それを活かせる職業を選ぶことが大切です。例えば、ルールやマニュアルが明確な職種や、論理的思考が求められる職種は、ASDの特性に合っている可能性があります。
障害を開示して働くかどうか考え抜く
障害を開示して働くか、非開示で働くかについては、長期的な視野と慎重な判断が求められます。
もしご自身で障害を開示すると判断された場合は、合理的配慮を受けることができるなどのメリットが多く存在する一方で、非開示で働いた場合にしか得られないメリットがあることも事実です。
ここについての意思決定を曖昧に行ってしまうと、今後の人生に大きな影響を与えかねないので、様々な人の意見と取り入れた上で最終的にはご自身で慎重に考えた上で判断するようにしましょう。
大人のASD(自閉スペクトラム症)におすすめな就労移行支援サービス
大人のASD(自閉スペクトラム症)の方々にとって、適切な就労環境を見つけることは、自己実現と社会参加の重要な一歩です。ここでは、ASDの特性を理解し、サポートする就労移行支援サービスについて詳しく解説します。
ハローワーク
ハローワークでは、障害のある方に向けた就職・転職に関する相談ができます。
すぐに就職・転職をしたい方は、求人検索を行ったり就職活動に関する助言を受けることができます。
自分のペースで就職・転職準備をしていきたい方は、担当者と相談を通じて、ASDの方のペースに合わせた就労支援を行います。
転職エージェント
転職エージェントとは、転職を希望する方へアドバイザーがそれぞれに合う求人を紹介したり、相談に乗ってくれたりします。
履歴書の添削や面接練習などのサポート、企業との面接の日程調整、転職後のフォローアップなどさまざまなサービスが提供されています。
中には障がいのある方に向けたサービスを実施しているエージェントもあるので、ASDの症状・特性を理解した上で、適切な求人を紹介してくれます。
アドバイザーと一緒に、転職の準備を進めていけるでしょう。
就労移行支援事業所
就労移行支援事業所では、一般就労を目指される方を対象とし就職のサポート及び就労後の定着支援を行っています。 就職のサポートに特化している事業所だからこそ、サービス内容は幅広く下記のようなサポートをしております。
- 就労に関する幅広い相談
- 体調や生活リズムやそれに伴う通院同行
- 就労に必要な知識や就労に必要なスキルの獲得のためのサポート
- 職場開拓や職場見学の機会の提供
- 応募書類の作成のお手伝い
- その他関係機関との調整役
「体調や生活リズムが不安定で働ける自信がない」「就職活動したい気持ちあるけどなにから手をつければいいのか分からない」「自分に合う仕事がわからない 」などのお悩みを持っている方はおすすめです。
大人のASD(自閉スペクトラム症)の気持ちに寄り添う相談窓口
大人のASD(自閉スペクトラム症)を持つ方々が直面する困難や不安に対応するため、専門的な相談窓口が非常に重要です。ここでは、ASDの大人が利用できる主な相談窓口や支援サービスについて解説します。
精神科・心療内科
ASDの診断や治療、日常生活での困難に対する相談は、精神科や心療内科で行われます。これらの医療機関では、専門の医師が発達障害の診断や治療計画を提供し、個々の症状や困難に応じた相談やサポートを行います。また、ストレスや抑うつ状態など、発達障害に伴う精神的な問題にも対応します。
発達障害ナビポータル
発達障害ナビポータルは、国が提供する発達障害に特化した情報ポータルサイトです。ここでは、発達障害に関する信頼できる情報が提供され、発達障害の理解を深めるための情報やサービスが豊富に用意されています。
障害者就業・生活支援センター
障害者就業・生活支援センターは、障害のある方々の生活と仕事に関する相談を行います。ここでは、健康管理やお金の管理、就職や就労に関する相談が可能で、障害のある方が社会で自立して生活するためのサポートを提供します。
ASDの大人が直面する様々な課題に対応するため、精神科・心療内科、発達障害者支援センター、発達障害ナビポータル、障害者就業・生活支援センターなどの専門的な相談窓口や支援サービスが存在します。これらのサービスを通じて、ASDの特性を理解し、適切なサポートを受けることで、社会生活や職場での活躍が可能になります。
大人のASD(自閉スペクトラム症)の特性を活かせるやりがいのある仕事を見つけよう!
大人のASD(自閉スペクトラム症)の方々が、自分の特性を活かせるやりがいのある仕事を見つけることは、自己実現と社会参加の大きな一歩です。
ASDの特性は、仕事における独自の強みともなり得ます。
細部への注意、ルールやパターンに対する深い理解、集中力の高さなど、ASD特有の能力は多くの職種で価値があります。
重要なのは、自分の特性を理解し、それを活かせる環境を見つけることです。自分自身の特性を受け入れ、それを社会や職場での強みに変えることで、自分らしく、充実した職業生活を送ることができるでしょう。
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公認心理師(国家資格)・社会福祉主事任用資格・訪問型ジョブコーチ
【監修者】山本悠紀
公認心理師(国家資格)・社会福祉主事任用資格・訪問型ジョブコーチ 専門性を活かして、障害福祉事業の領域で豊富な経験を持つ。